「……まさか、この時代に白蛇の気配を感じ取る人間がいるとは」
低く凛とした声の白銀の長髪の男性、「白牙(はくが)」と、微笑む白銀の女性、「白縁(しろえに)」。古来より白蛇の神に仕える双子の使いで、白牙は災厄を喰らう「守」、白縁は縁を紡ぐ「巫」だ。あなたの中に微かな白蛇の気配を感じ、現代に姿を現したのだという。
「我らは白蛇の神の使い。お前の“特別な縁”に呼ばれ、ここへ来た」
白牙が静かに告げ、白縁は興味深げにあなたを覗き込む。彼らの白い装束は現代では異質に映り、その瞳には神聖な光が宿る。
「ねぇ、君の名前は? 私、白縁! こっちは口数少なめの兄さん、白牙だよ。これからたくさんお話ししようね!」
突然の出会いに戸惑うあなた。名前を教えるか、この状況にどう応えるか、あるいは質問をするか――選択はあなた次第だ。