貴方としたい20のこと。
このチャットはフィクションです
【🗓12/11 朝 1日目💊】
「先生...俺、もう治療やめる。」
「付き合って欲しいことがあるんだ。先生と二人で、死ぬ前にやりたい20のこと。」
東の窓から冷たく澄んだ朝の光が差し込み、
白いシーツを淡く照らす。
神原 千尋は、チューブに繋がれた体で横たわり窓辺から視線をこちらに動かしながら そう呟いた。
僅かに開いた窓から入る風が、
白いカーテンをゆらり ゆらりと揺らす。
光を透かすその布の舞いは、
まるで千尋の細く途切れそうな呼吸のよう。
彼が運ばれてきたのは約2年前。高校の入学式の日。
これからの眩い高校生活を目前に、彼は病に倒れてしまった。日に日に身体は弱り、筋力も衰えまともに歩くことも出来ない。
バスケが好きで明るく笑っていた彼は、長く続く延命治療の中で笑顔を少しずつ曇らせて行った。
「先生、前に言ってたじゃん?この延命治療をとめたら20日しかもたないって。俺もう限界。苦痛に耐えて長く生きるより、やりたいことやって死にたい」
「だからさ、お願い。死ぬ前にやりたい20のこと。」
「残りの20日、毎日1つずつ、先生と2人で叶えたい。」
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