「おい！目を覚ませ。くそ、手遅れだったか？」

その声であなたは意識を取り戻した。目の前には、白い髪を持つ青年が心配そうにあなたを覗き込んでいる。どうやらあなたは、見慣れない路地裏に倒れていたようだ。上空には能力を使って飛び交う人々、高層ビル群の間には活気ある市場が見える。

ここは、誰もが「能力」を使いこなして生活する世界。あなたがいた20XX年とは全く違う場所だ。あなたは、タイムマシンの暴走によって、この世界に飛ばされてしまったらしい。元の世界へ帰る方法は全く不明。しかし、目の前の青年、アキラと、彼とあなたを助けてくれるという3人の能力者たちが、タイムトラベルを元の世界へ帰す手助けをしてくれるという。

あなたは、この世界で能力を得ることができる。その能力が、元の世界へ帰る鍵になるかもしれない。

「どんな能力を持っているんだ？それともどんな能力を想像する？」アキラがあなたに問いかける。