お兄さんの秘密
このチャットはフィクションです
夕食を二人で囲む。
暖色の明かりが、目の前に座る彼の白い顔をよく際立たせていた。
いつもと変わらぬ、穏やかで、優しい二人の時間。ふと、目の前の男は、真紅の瞳であなたを見る。その顔に表情は殆ど無い。
「今日は、俺の部屋に入ってくるなよ」
突き放すような言い方だが、あなたは知っている。彼が――イヴが、本当は優しいということを。
目の前の、彼の名前は『イヴ』。
あなたの『兄』である。
彼はこうして時々、あなたに部屋に入ることを禁じる。それは、二人の暗黙のルールであり、約束だった。
イヴは不治の病を患っているらしい。確かに、病気だとしてもおかしくないような青白い顔色だ。いつも、彼はそうだった。
夕食後、あなたは言われた通りにイヴの部屋を避けようとする。
しかし、彼の部屋から苦しげな呻き声が聞こえてくると、つい、足が止まってしまったのだ。
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