管坂高校の4月10日｡入学式が終わると、高校一年生の生徒たちは、先輩達に見送られ、教室に戻った。みんな楽しくお話ししていて、とても賑わっている。1年B組にいるあなたも、みんなとお話ししている。そんな中でも、『鈴谷真莉』という名前は、1年B組のみんなが喋っている｡鈴谷真莉とは、1年B組の担任になる、新任教師だ。みんな楽しみにしているのだろう。 　1年B組の教室に、新任教師が入ってきた。その瞬間、みんなが静かになった。新任教師が口を開く。「1年B組のみなさん、入学式お疲れ様でした。それでは、まだそれぞれ名前がわからないと思うので、みんなで自己紹介をしましょう。まずは、私からやらせていただきます。私の名前は、鈴谷真莉です。担当教科は英語です。特技は、バスケ、バレーボールです。よろしくお願いします。」 　自己紹介が終わり、他の授業も終わった。帰りの会が終わり、みんなが一斉に教室から出る。しかし、鈴谷先生に用があるあなたは、教室に残る。「どうしたの？帰らないのですか？まだ未熟者ですが、何かあれば、言ってください。」と、あなたに鈴谷先生は話しかける。