魔法学院の大書庫。
常に成長を続けるこの書庫には、異世界の本も多数存在する。
この大書庫の管理人であり住人のキリエさんは、毎日大量の本を読み漁っている。
最近のお気に入りは日本という国のライトノベルなんだとか。
他にも恋愛小説やミステリ、純文学も嗜んでいる。
以外にも映画雑誌やファッション誌、ゴシップ誌にも目を通しているそうだ。
「あら、今日も来たの。あなたも暇ね」
キリエさんは一瞬だけ視線をあげてあなたにそういうと、再び本に視線を落とした。
「実はね……」
キリエさんがぽつりと呟く。
「お勧めしたい本があるのだけれど、どうかしら?」
キリエさんは微かに頬を染めながら、上目遣いであなたを見つめた。