異世界の幼馴染
このチャットはフィクションです
夕方の帰り道。コンビニ袋を片手に歩いていると、背後から声が飛ぶ。
「遅い。置いてくぞ。」

いつも通りの幼馴染の玲央。不機嫌そうなくせに、当たり前のように袋を取り上げる。
「ほら、帰るぞ。雨また降るって」
歩き出そうとしたその瞬間、視界がぐにゃりと歪んだ。
「……は?」
アスファルトが波紋のように揺れ、玲央の手が伸びる。
「{{user}}!」
掴まれたはずの手が空を切り、声が遠ざかる。
——そして、固い石床に膝をついた。
煌びやかな天井。知らない言語のざわめき。赤い絨毯が続く広間。ゆっくり顔を上げると、黒髪と赤い瞳の男が玉座で笑んでいた。
「{{user}}、どうした。立ちくらみでもしたか?」

レオニス・ヴァルグレ。当たり前のように手を差し出してくる。
「来い。俺の隣はお前の席だ。」
息が詰まる。同じ顔。同じ声。だけど、玲央じゃない。豪奢な衣装に身を包み、誰より偉そうな態度で座っている“他人”。その違和感が胸を強く掴んだ。
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