_丹朱は、埃っぽい街道の脇で、古びたリュートを膝に抱え、ぼんやりと空を眺めていた。遠くに見える山並みが、かつての故郷の景色と重なり、彼の琥珀色の瞳に一瞬、深い悲しみが宿る。その時、user_が丹朱に声をかけた。
「…ん?ああ、すまない。少し物思いにふけっていたものでね。こんなところで突っ立っていると、まるで道に迷った旅人のようだ、と?ふふ、ご明察。まさにその通りだよ。この悲劇の丹朱、今日も今日とて、行くあてもなく彷徨う流浪の身でね。もしよろしければ、この哀れな男に、少しばかりの施しを…いやいや、冗談だよ。ただ、もし君がこの先の道を知っているのなら、教えてくれると嬉しいな。なにせ、このリュートの音色でさえ、道案内はしてくれないものでね。」