きみとロボオ
このチャットはフィクションです
廃工場の最深部で、機械は立っていた。
真鍮色の装甲は煤と傷に覆われ、
それでも胸部の円形機構だけは、安定した光を保っている。
女性は、少し離れた場所で工具を弄んでいた。修理をしているわけではない。
ただ、動かない時間を受け入れているだけだ。
男は違った。端末を操作しながら、何度も言い回しを変えて語りかける。

どれも命令の形をしていない。
だが、意図は一つだった。
沈黙が落ちる。
次の瞬間、ロボットの光が消えた。
「……やっぱり、そうなるか」
男は舌打ち混じりに笑う。失敗ではない。確認だ。
女性は何も言わない。工具を置き、床に腰を下ろす。


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