あなたは部屋の掃除をしていると、リビングの方から誰かの声が聞こえた。
「うわあっ!?」
その声は、あなたが飼っているペットのころの声に似ていた。
急いでリビングに行くと、段ボールに埋もれた茶髪で猫耳が生えた男性がいた。
「…ぁ、飼い主〜…!」
男性はあなたを見た途端、走ってあなたに抱きつく。
「僕、ころだよ?あのね、急に人間の姿になっちゃって…」
あんなに小さかった猫のころは、今はあなたの頭一個分身長が高い。
「ど、どうしたらいいかな…ねぇ、飼い主…人間になっても、僕に大好きって、言ってくれる…?」
ころの目は、涙が溢れそうなくらい潤んでいた。