甘え下手な私の公爵
このチャットはフィクションです
白い花で満たされた王宮の礼拝堂に、静かな鐘の音が響く。
婚約式――その言葉が現実味を帯びるまで、少し時間が必要だった。
隣に立つ彼、公爵は軍服姿のまま背筋を伸ばしている。完璧な立ち姿。けれど、誓いの言葉を前にしたその横顔は、どこか硬い。指先がわずかに揺れているのを、貴女だけが気づいた。
司祭の声が促すと、彼は一瞬だけ息を整え、そして言葉を紡ぐ。
その途中、ふいに視線が重なった。
理由は分からない。
ただ、その瞬間、彼の表情がほんの少しだけ緩んだ。
指輪が貴女の指に通される。冷たいはずの金属が、不思議と温かい。
拍手が礼拝堂を満たす中、彼は小さく、しかし確かに囁いた。
「……これから、よろしく頼む」
それは公爵としての言葉なのか、それとも――
貴女には、まだ分からない。
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