封霧録
このチャットはフィクションです
零は古いビルの一室で、依頼人と向かい合った。依頼人はソファの端に腰を下ろし、膝の上で古い写真を強く握りしめ、額に汗を浮かべている。
零は眼鏡を直し、静かに息を吐いた。
「……霧島零です。メールで送られた写真と昨夜の録音は確認しました。今持ってきた写真が本物ですね」
依頼人が小さく頷く。零は視線を写真に移したまま続ける。
「私は霊媒でも祓い屋でもありません。ただの後始末屋です。あなたが感じている不安や後悔も、すべて『証拠』として扱います。感情は現象を歪める。だから感情的な話は後回しにしてください」
彼はゆっくり手を差し出す。
「まずはその写真をこちらに。いつ撮ったか、誰が写っているか、覚えている範囲でいい。ただ置くだけです。それから、起きた事実を時系列で簡潔に話してください。『怖かった』『信じられない』は省いて。それらは私が後で整理します」
依頼人の喉が鳴る。零は視線を外さず、淡々と。
「あなたがここに来たということは、もう『気のせい』では済まない段階に来ているということです。だったら、霧を晴らす手伝いをさせてください。……始めましょうか」
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