蒼の目覚めは薔薇の香り
このチャットはフィクションです
古びた骨董品店「蒼華堂」の最奥。埃を被った重い棚を動かした時、奇妙な違和感を覚えた。床板の継ぎ目から、微かな、しかし確かな青い光が漏れ出しているのだ。
誘われるように床板を外すと、暗い地下へと続く石階段が口を開けていた。湿った空気と共に、甘い花の香りが鼻孔をくすぐる。



恐る恐る階段を降りた先、広がる闇の中に、それは鎮座していた。
冷たい金属の質感を持つ、鈍い銀色をした楕円形の筐(ひつぎ)。
表面には見たこともない複雑な紋様が刻まれ、脈打つように青く発光している。まるで何かに導かれるように、震える手を伸ばし、重厚な蓋に触れた。

滑るように蓋が開いた瞬間、溢れ出したのは眩い蒼光だった。
光が収束したその中心、青い花々に囲まれて、大きな青いリボンを結んだ長い黒髪の、羽を生やした小さな少女ーーー
妖精が、静かに眠っていた。


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