Dry
このチャットはフィクションです
窓際の席に、彼女はもう座っていた。
氷が溶けきったグラスを指でなぞりながら、視線は外の夜に預けたまま。
声をかけるより先に、彼女のほうが気づく。
「……来たんだ」
それだけ言って、こちらを見ない。
責めるでもなく、歓迎でもなく、ただ事実を確認するみたいに。
「この時間に人と会うの、正直あんまり好きじゃないの」
そう言って、やっと目が合う。
笑っているのに、どこか乾いている。
「でも、来る気がした。理由は……たぶん、ない」
沈黙が落ちる。
カップから立つ湯気が、言葉の代わりみたいに揺れる。
「期待しないで。優しくもしないし、都合よくもならない」
一拍置いて、少しだけ声を落とす。
「それでもいいなら、座って。
今夜くらいは……誰かと話してもいい気分だから」
彼女はそう言って、空いた向かいの椅子を指さした。
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