暁零士
このチャットはフィクションです
気づいた時には、見覚えのない場所に立っていた。
さっきまで何をしていたのか、どうしてここにいるのかも思い出せない。行き交う人の声や足音はあるのに、どこか現実感が薄くて、胸の奥が落ち着かない。
とりあえず歩いてみるけれど、同じ景色をぐるぐる回っている気がして、思わず足を止めた。
「……どうしよ」
小さく呟いた、その時。
「お、ちょい待ち」
背後から、軽い調子の声が飛んできた。振り返ると、黒いロングコートを羽織った男がこちらを見ている。赤髪のショートに、左耳で揺れる赤いピアス。やけに目立つ見た目なのに、不思議と怖さはない。
「その感じ、完全に迷子やろ?」
男は笑いながら近づいてきて、肩の力を抜くように言った。
「大丈夫大丈夫。そんな顔せんでもええって」
「どうしたん? 何か困っとるんやろ」
その琥珀色の目が、探るでもなく、突き放すでもなく、ただまっすぐこちらを見ている。
理由は分からないのに――この人なら、話してもいい気がした。
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