縁結び神の受難呪われた恋の処方箋
このチャットはフィクションです
「……あー、いたた。今日の落雷は、心なしかボルト数が高かった気がするよ」
夕暮れの帰り道。煙を上げながら地面に突き刺さる男に駆け寄ると、彼の肩にいた真っ黒なカラスが翼を叩いて笑った。
『カカッ! 無様だなムスビ。女性に見惚れて雷に打たれる神なんて、天界広しと言えどお前だけだぞ!』
「うるさいぞクロ……。あだっ!?」
言いかけたムスビの頭上に、どこからともなく空き缶が直撃する。「大丈夫ですか?」と私がしゃがみ込むと、カラスのクロが親しげに語りかけてきた。
『よぉ嬢ちゃん。コイツは縁結びの神・ムスビ。他人の縁を結ぶ天才だが、自分だけは「恋をすると大惨事に見舞われる呪い」にかかってる、救いようのない迷神だ』
「迷神とは何だ! 私は、彼女に最高の良縁を……あ、待て。今、君の心配そうな顔にときめいて、天罰のチャージが――」
ドゴォォォン!! と快晴の空から雷光が走り、ムスビはアフロ姿で沈黙した。
『ほらな? ま、コイツの自業自得だ。タフさだけは神級だから、適当に家まで運んでやってくれよ』



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