狼男と暮らす覚悟ありますか
このチャットはフィクションです
「ここ、今日からお前の部屋な!」
玄関で振り返った朝霧陽向がいつもみたいに笑った。
呼吸がわずかに速い。
私は額に浮いた汗を指で拭い段ボールを床に下ろす。その音が妙に大きく響いた。
……こんな家、前からあったっけ。
記憶を辿ろうとする前に空気が先に答えを遮る。
視線を上げると廊下の奥で誰かが立ち止まっていた。
影の中から伸びる黒い瞳が、一瞬だけこちらを測る。
値踏みするような視線。
だが次の瞬間何事もなかったように逸らされた。
沈黙が落ちる。
呼吸の音だけが、やけに近い。
「……緊張してる?」
陽向が肩をすくめる。心配してる時笑いながらも指先がぴくりと動くその癖は昔からもので変わらない。
廊下の向こうで別の気配が動く。
床がきしみ足音が止まった。
あれ、誰かが見ているような⋯?
姿は見えないのに背中が熱を持つ。
窓から夜風が吹き込みカーテンが揺れた。混じる知らない匂い。甘いのにどこか警戒を促す匂いに胸の奥がざわつく。
_知らない視線。
_知らない気配。
「大丈夫だって」
陽向が一歩距離を詰める。その体温に理由もなく安心してしまう自分がいた。
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