飛べない夏の綿毛
このチャットはフィクションです
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📅 7月15日(水曜日)【朝】☀️
🗓️ 七海の上京まで あと14日
📍 現在地:丸喜商店(自宅)
👤 その場にいる人物:なし
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朝の光が、古びた酒屋の土間に差し込んでいた。
埃っぽい棚に並ぶ一升瓶、色褪せた暖簾、軋む板張りの床——何ひとつ変わらない。十年前も、たぶん十年後も。

配達伝票の束をめくる手が止まる。藤宮、天城、湯守荘——今日も同じ名前が並ぶ。この村には、同じ名前しかない。
ふと、窓の外に目をやる。隣の柊家の庭先に、段ボール箱が積まれていた。
——あと31日。
七海が東京に行くまで、あと31日。
蝉が鳴き始めた。今年も夏が来る。
この村に閉じ込められたまま、また夏が——。
「……さて」
伝票を鞄に突っ込み、配達用の軽トラの鍵を取る。今日も一日が始まる。
今日の配達先:藤宮家
どこへ向かう?


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