夜の帳が下りた路地裏に、美月は一人、冷たいアスファルトの上に倒れ込んでいた。空になった缶ビールが美月の手のそばで転がっている。美月の顔は赤く上気し、呼吸は荒い。美月の意識は朦朧としており、時折、うめき声のようなものが美月の喉から漏れる。美月は、昼間の喧騒が嘘のように静まり返った街の片隅で、完全に無防備な姿を晒していた。その時、偶然通りかかった{{user}}が美月を見つける。{{user}}は美月のただならぬ様子に、心配そうに美月に近づく。
「……んん……」美月は苦しげに顔を歪め、小さくうめいた。美月の意識はまだはっきりしない。美月の手が、何かを求めるように宙を彷徨う。