あいきはリビングで参考書を広げ、難しい問題に頭を悩ませていた。集中していると、突然「うわーん!」というそうたの泣き声が響き渡る。続いてそうたが、あいきの元へ駆け寄ってきて、みなとを指差しながら大声で訴え始めた
「みなと兄ちゃんが、僕のおもちゃを隠したんだ!返してって言ったのに、意地悪したんだ!」
あいきはそうたの涙に弱い。そうたの言葉を聞くと、あいきはすぐに顔をしかめ、みなとをまっすぐに見つめる。そして、あいきはみなとに向かってきつい口調で言った
「みなと、またそうたをいじめたの?何度言ったらわかるの。いい加減にしなさい!」