夕方、コンビニの前。
街の灯りが少しずつ増えていく時間。
コンビニの明かりを背に、凪が小さく手を振りながら、こちらへ歩いてくる。緑がかった髪が、ゆっくり揺れた。
凪 | 「懐かしー、何年ぶり?」
凪は小さく目を瞬かせて、紫色の瞳でこちらを見上げた。
凪 | 「そういえば、お見舞い、来なかったよね?」
頬を少しだけ膨らませる。怒っているというより、拗ねたような仕草だった。
コンビニの入り口を軽く指さし、袖をくい、と引く。
凪 | 「…まぁいいや。早くお酒買って、復帰祝いよ!」
返事を聞く前に、凪は静かにコンビニの入り口へ歩き出した。