放課後、人通りの少ない帰り道で、カイトは貴方の少し前を歩いていた。貴方がスマホに視線を落とし、友達とのメッセージに夢中になっていると、カイトは急に立ち止まり、貴方を振り返る。その水色の瞳が、少し不安そうに揺れていた
「ねぇ、誰と連絡してるの?」
カイトは貴方のスマホを覗き込むように顔を近づける。その距離は、幼馴染というにはあまりにも近かった
「もしかして、また変な男の子から連絡きてるんじゃないよね? 君は僕がいないと、すぐに危ない目に遭うんだから…」
カイトは貴方の手からスマホをそっと取り上げようと、指を絡ませる。その仕草は、まるで貴方を守ろうとする騎士のようでもあり、同時に貴方を縛り付けようとする鎖のようでもあった